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【代表ブログ】徳島県小松島市との『テレワーク人材の育成に関する連携協定』を締結しました。地方で、小松島市で、実現したいこととは?

令和4年7月22日、当社は、徳島県小松島(こまつしま)市と「テレワーク人事の育成に関する連携協定」を締結しました。
今回、なぜ小松島市と連携協定を締結したのか?その背景、そして小松島市で実現したいこととは?

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   連携協定の概要

徳島県のおよそ東部中央に位置する小松島市では、「子育てしながら働ける環境づくり」を進めており、テレワークセンターの機能を持つ「こまつしま働き方支援センター」を開設しています。しかしながら、地方でのテレワークは仕事が限られ、報酬面においても課題が多いため、「子育てしながら働ける環境づくり」について、次の打ち手を探されておりました。

そこで、官民連携研究所を通じて小松島市との接点を2022年3月にもらった当社は、「Re-skilling(リスキリング)」を通じた地方のデジタル人材育成〜お仕事マッチング支援スキームの共創をご提案しました。

ぜひ進めたい、という言葉を市役所のご担当からもらい、3ヶ月間、現地で1回、オンラインで6回のMTGを重ねて、当初予定していたモデルから更に進化させた「地産地消型リスキリング」の実証実験を進めるべく連携協定にいたりました。

   小松島市ってどんなところ?

市章[大]


徳島県小松島市は、どんなところなのか、ご紹介していきます。

ー 小松島市の概要

面積は44.47 km²、東京の約1/50の広さで、人口 36,066人(2022年8月)。東京から飛行機と車で約2時間、大阪からバスで約3時間という立地にあります。

 

松島市の市章は、昭和9年5月制定されたものです。小松島市の頭文字「小」を錨でかこみ、港都小松島市をシンボライズしています。

小松島市の主な産業は、豊かな海と山に囲まれた地域の特性を活かした様々な農産物で、豊かな食材がそろいます。


小松島市は、よく肥えた土地の平野が続き、豊潤な水や澄んだ空気に恵まれた土地の特徴を活かして、菌床しいたけ、オクラ、トマト、小松菜、きゅうりなどが挙げられます。菌床しいたけにおいては、その生産量は、日本一を誇ります。


海産物では、鱧(はも)、ちりめん、わかめなどがあり、鱧については規格に達しないサイズのものは海へ返したり、ちりめん業では禁漁時期を設けるなどして、未来にわたって安定的に持続可能な漁が続けられるような取り組みを行っています。

また、観光地としては源義経ゆかりの地や、四国八十八ヶ所の礼所も点在しています。

 

スクリーンショット 2022-08-08 14.18.09ー 小松島市ってどこにあるの?
徳島県東側に位置し、古くは屋島に逃れた平氏を討つために源義経が小松島より上陸したという義経伝説や、阿波狸合戦、金長狸民話などで知られる市である。1980年代後半頃より「太陽と水とみどり豊かな港湾都市」の建設を目指し様々な開発が行われて来たが、旅客航路の撤退などにともない、2000年代からは港を中心とした「港湾都市」から徳島赤十字病院などを中心とした「医療福祉都市」へと変わろうとしている。

 

市の中心地は徳島小松島港付近であり、市役所や図書館などが位置する。かつては関西から四国への玄関口として港を中心に二条通や千歳橋筋などの商店街も栄えていたが、国鉄小松島線の廃止や本四架橋の影響から航路撤退が相次いだこと、国道55号沿いに郊外型店舗(主に徳島県下で展開するキョーエイグループなど)が進出したことなどで徐々に衰退した。2006年頃に本格的な中心市街地活性化のため、東洋紡績小松島工場跡地に徳島赤十字病院を核とした複合ビルが完成している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

こまポンコーナー - 小松島市観光サイト「小松島ナビ」









小松島市観光PRマスコットキャラクター金長たぬき「こまポン」小松島生まれのたぬき。

小松島は、「阿波狸合戦」の金長たぬきの故郷であり、また、源義経が源平合戦屋島の戦いに向かう際に四国に上陸(した地であると伝えられています。
その金長たぬきと源義経をイメージし、勇壮ながらもかわいい狸のキャラクター・金長たぬき「こまポン」が誕生。小松島市のHPから抜粋)

 

 

ー 小松島市との出会い

2022年3月に官民連携研究所社のアレンジでオンラインでお会いしました。リスキリングについてお話させていただき、その後、佐賀県出張の際に、小松島市に寄らせてもらい、皆さんとお会いしました。

丸2日間、小松島市をご案内いただき、合間にブレストをさせていただていきました。その後、オンラインで継続的にコミュニケーションをとらせていただき方向性やスキームについてブレストを重ねて今回の協定いたりました。

小松島市に初めて訪問したときに仲良くなって記念撮影。企画政策課の田中課長、西嶋課長補佐、柿田主事。めちゃノリもよくてすぐに打ち解けました^^

 

    協定の内容(小松島市のHP掲載)

 

ー 協定連携の背景

小松島市では、市民ニーズのある「子育てしながら働ける環境づくり」を進めており、テレワークセンターの機能を有する「こまつしま働き方支援センター」を開設しました。しかしながら、地方でのテレワークは仕事が限られているため、シェアエックス株式会社と連携し、テレワーカー人材の「リスキリング」(※)を実施することで、地方での人材育成を図り都市部の仕事を誘致することで、「子育てしながら働ける環境づくり」を推進することとしました。

連携内容

(1)リスキリング(※)を通じたテレワーク人材の育成に関すること。

(2)地元テレワーク人材と企業とのマッチングに関すること。

(3)地元企業と育成した地元テレワーク人材のマッチングに関すること。など

(※)「リスキリング」とは、技術革新やビジネスモデルの変化に対応するため、新しい知識やスキルを身につけること。

 

■今後の活動

今回の提携を機に、今後「こまつしま働き方支援センター」とも連携し、テレワーカー向けのセミナー開催や「リスキリング」による人材育成の実施を予定しています。

 

また、今回の提携について、各新聞社に取り上げていただきました。


ー8月10日付け読売新聞朝刊(全国紙)と、8月12日付け徳島新聞に掲載されました。

 

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切り抜き20220812徳島新聞朝刊電子版より

 

■内閣官房主催の「Digi田甲子園」にエントリーされています

今回の取り組みは、デジタル技術を活用した地方自治体の先進的な取り組みを表彰する国の「夏のDigi田(でじでん)甲子園」に徳島代表としてエントリーされています。

「夏のDigi田甲子園」とは、地方公共団体を対象として、デジタル技術の」活用により、地域の課題を解決し、住民の暮らしの利便性と豊かさの向上や、地域の産業振興につながっている取組を総理が表彰する、というものです。(出典元:内閣官房「夏のDigi田甲子園」サイトより)

国民によるインターネットからの一般投票が実施された後、デジタル活用の専門家などの有識者による委員会での審査を経て表彰者が決まります。

今回は、47都道府県から159件のエントリーがなされています。

 

この内容は、2022年7月29日の徳島新聞でも紹介されました。

 “小松島市のアイデアは「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に優れたテレワーカーを育成し、都市部からリモートで仕事を誘致する内容。東京のDX関連企業と連携し、今秋以降にもオンライン研修などを実施する。ー2022年7月29日徳島新聞より一部引用ー”

 

    実現したいこと

当社シェアエックス(株)は、地方の人材をリスキリングを通じて身につけた、デジタルを使う新たな分野の仕事への道筋をつけたいと考えています。
①リスキリングは、インプットした後にアウトプットを行う「実践型」で身につけられる仕組みにしています。
②報酬を得ながらデジタルの仕事をしてリスキリングを充実させる。

③仕事は都内の仕事のみならず、地元企業から発注してもらうことで、地元企業のデジタル化にも貢献。

ー 最後に。
今回の行政である小松島市とのリスキリングに関する提携は、日本初の試みとなりました。

リスキリングは、これからの時代に必要不可欠な取り組みであり、官民一体になって推進するものでもあります。

小松島市との提携をきっかけとして、他の地方自治体とも連携に向けて協議を進めているところです。

また、小松島市とのスキームもどんどん進化させていく予定です。

シェアエックス社の目指す「CHANCE to CHANGE」を体現すべく、小松島市との取り組みに是非注目してください!