シェアエックス株式会社(本社: 神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役: 中川 りょう、以下...
【開催報告】徳島県小松島市にてリスキリングセミナーを開催しました
シェアエックス株式会社(本社: 神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役: 中川 りょう、以下 当社)は、徳島県小松島市からの委託を受け、小松島市民向けのリスキリング(デジタルスキル再習得)推進支援を開始し、3ステップの1段階目として、去る8月18日にリスキリグセミナーをオンラインオンラインのハイブリッドで開催しました。
3ステップで「リスキリング」を実現
今回の事業は、Step.01でセミナーに参加、Step.02でITスキルを習得する(9月〜11月で最大3ヶ月間)、Step.03では、リモートで実際の職務を体験する(11月〜2024年1月で最大3ヶ月間)3ステップ構成で行われます。
セミナー参加後、小松島市在住でご希望の方はITスキルを身につけるプログラムにご参加いただけます。
詳細は、こちらをご覧ください→(https://www.komatsushima-reskilling.com/)
リスキリング(Re-skilling)とは?
リスキリングとは、「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」です。近年日本でも、パンデミック(コロナや震災)がきっかけにデジタル化が加速、生活や仕事にデジタルの知見やスキルの重要性が増してきました。国や企業もリスキリングに注目、積極的に取り組みがすすめられています。
Step.01セミナーでは、中山市長と対談
去る8月18日に開催された、Step.01となるリスキリングセミナーでは、オンライン配信を行うと同時に、小松島市のオフィスあいさい現地でもご来場いただきました。
セミナーは、3部構成になっており、
第一部:「ITスキルでキャリアアップ!未来の仕事を掴むためのステップ「ゼロ」から初めて仕事に活かせるリスキリング方法とは?」では、DX人材を育成する教育学習スキルサービス「MENTER(メンター)」を提供している、WHITE株式会社 代表 横山 隆氏と、コンピューターやITについて、すきま時間でさくっと勉強できるYouTubeチャンネル「 ITすきま教室」を運営されている、渡辺さき氏の2名がオンラインで登壇し、IT知識がゼロだった過去からどのようにして知識をつけて来られたのか、についてお話いただきました。
第二部:「なぜ今、小松島市がリスキリングを進めるのか?徳島県小松島市中山市長の想い描く小松島市の「働く」未来」では、中山市長と当社中川の対談。(詳細は後述します。)
第三部:「地方で自分らしいキャリアをつくる方法とは?徳島県で自分らしく働く女性にキャリアの作り方を聞いてみよう!」では、リスキリングによって、現在は子育てや家庭と両立しながら、好きな場所で理想のライフスタイルを築いている3名にご登壇いただき、リアルな声を届けてくださいました。
第二部の小松島市長と当社代表中川の内容をご紹介します。
中川:今、小松島市が抱える仕事面での課題を教えてください。
中山市長:小松島市は、両隣に徳島市や阿南市があり、それぞれに大きな企業があるため、就職のタイミングなどで小松島市から出て行ってしまっているのが現状です。しかし、小松島市は港があるというのが1番の特徴で、とてもいい場所なので、働く環境を整えることができれば、地元民が出て行ってしまうことも減るでしょうし、移住の方も増えるだろうと考えています。
中川:所得の高い仕事をどのようにして、小松島市の皆さんに提供できるか。そのためには、高いスキルが必要になるので、今回のプロジェクトでは、スキルを高めることを主目的に進めていくことになります。
中山市長:本市では最低賃金が、800円台となっており(2023年8月時点)、全国平均とは100円以上の差があります。これまで、本市ではテレワークをはじめとして、働き方支援を行なってきましたが、いくらスキルを上げてもマッチングできないというのが課題でした。そこで、都会に売り込んだらどうか?という提案をいただき、それはいいね!というふうに思いました。コロナ禍を機に、どこにいても仕事ができるということが実感として分かってきましたよね。なので、大きな企業がなくても、リモートで仕事ができなくても、小松島市で仕事ができるよね、ということに気づき、推進していこうと思いました。
中川:生涯稼ぎ続ける環境、子育てを機にキャリアを諦めなくてはいけない人たちにも道が開けるのではないかと思いますね。
中山市長:リスキリングって、難しいのでは?という先入観もあると思いますが、そうではないんだよ、ということもお伝えしたいですね。
中川:ベースのスキルは持ちつつ、このプロジェクトではもう一歩先のスキルを磨いていただき、実際に東京の会社の仕事をリモートで体験していただくということをご支援していきたいと思っています。
中山市長:少し前から、働き方支援事業を行なっていましたが、マッチングが進まなかったというところがあったので、今回のプロジェクトでマッチングができるようになると、先に進めると期待しています。
ー実際に、中山市長もChat GPT-4を使ってリスキリングを行なってみました。
中山市長:200ページの資料を要約してと入力したら短時間で5ページ程度にまとめてくれたので、本当に驚きました。ただ、AIに全てを頼ると個性がなくなってしまう恐れもあるので、そこはバランスが必要かなと思いますね。
中川:市長が期待する、雇用機会の変化はどのようなものですか?
中山市長:一番危惧しているのが、小松島市から転出されてしまうことです。しかし、インターネットツールを使いこなすことによって、本市にいながらにして、都会並みの給与ベースで働けて、働く時間も自分でコントロールできるような世界観が広がっています。国内だけでなく、海外とも繋がれる可能性もあるのではないか、と大いに期待しています。企業も人材を探しているので、働き口を見つけられるチャンスではないかと思っています。
中川:最後にメッセージをお願いします。
中山市長:小松島市は自然も豊かであたたかい人たちも多い場所です。お仕事をするにもとてもいい場所ですので、一度小松島市にお越しください。
中川からのメッセージ
関係情報
・小松島市リスキリング支援プロジェクト:https://www.komatsushima-reskilling.com/
・小松島市:https://www.city.komatsushima.lg.jp/
・シェアエックス株式会社:https://www.share-x.city/
・DX人材育成サービス「MENTER」:https://menter.jp/
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シェアエックス株式会社 https://www.share-x.city/contact