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【寄稿記事ご紹介】4月号|リスキリングとは何か?改めて考えてみよう

「SHINKIN 情報玉手箱 令和4年4月号」に寄稿した記事をこちらにも掲載させていただきます。この冊子は、日本の信用金庫の行員に向けて発行されている冊子です。2022年4月から2023年3月までの全12回、弊社代表の中川が「Re-skilling」について寄稿することになりました。「日本一わかりやすくリスキリングを独自な見解も交えて解説する」をテーマにしております。今回は、記念すべき第一回、「Re-skilling(リスキリング)って何ですか」をご紹介いたします!


今回のポイント
1:リスキリングとは、デジタル業務へ順応するスキルを身につけること
2:「技術的失業」…20年後に今の仕事の47%がなくなる可能性も
3:技術的失業
が増大しているので、誰もがリスキリングする必要がある


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  発行元:東京都信用金庫協会  編集元:近代セールス社 出版教育事業部

 

 

    Re-skillingの意味と必要性

最近よく聞く Re-skilling (リスキリング) って一体なんですか?

中川:この言葉を初めて聞くという方も多いと思いますが、まず英語で「Re-skilling」と書きます。
これを見ると、新たなスキルを身につける、とイメージしていただきやすいでしょうか。

もう少し具体的に言うと、デジタル業務に順応・転換するスキルを身につけることを意味します。
その結果、個人が業務で生み出す価値が根本的に変わります。
では、なぜ今リスキリングが必要なのでしょうか。

突然ですが、皆さんが今担当されているお仕事は、いつまでこの世の中で必要とされると思いますか?
とある文献では、世の中にある仕事のうち47%が20年後には無くなる とも言われています。
では、その仕事を担うのはいったい誰なのでしょうか?それは、技術(テクノロジー)です。
今までも、ロボットやAIなど多くの最新技術が人の手によって動いていましたが、完全に代替されてしまうのです。

その結果、当該の職を失うことを「技術的失業」と言います。
技術的失業 (者) は、上記の理由から考えると、これからますます増大していきます。
私も、今このブログを読んでいる皆様も、もはや他人事ではありません。
だからこそ、今からリスキリングする必要があるのです。

では実際に、何からどうリスキリングを進めていけばよいのか、一般的な学習や社会人研修との違いなども含め、
次回から具体的にお伝えしていきます。お楽しみに!