コンテンツまでスキップ

【代表インタビュー】新サービス「Reskilling to DX」にかける思い

 2024年1月、「社員のリスキリングとともに企業のDXを推進する」新サービス「Reskilling to DX」をリリースしました。
 今回のインタビューでは、同サービスをはじめた狙いや魅力について、そしてなぜ今必要なのか、その理由をスタッフ長澤が代表の中川に聞きました。

 

   「Reskilling to DX」をスタートさせる背景

ogp-Jan-24-2024-03-12-41-9248-AM長澤:社員をリスキリングし企業のDXを実現する新サービス「Reskilling to DX」を新しくリリースされましたが、そのサービスの概要と背景を教えてください。

中川:2022年7月から、「人材育成✕DX支援」をコンセプトに、複数社にリスキリング支援を行ってきました。その時は営業DX、特にインサイドセールスにフォーカスしてりました。最初はなかなか思うような成果を継続的に出すことができず、クライアント様にも十分ご満足いただける状態ではありませんでした。そこで、クライアントの1社である歯科技工所シケン社様のご支援からは年間契約(半年で一定の成果や人材育成の効果がない場合は半年での解約可能)とさせていただき、クライアント様とじっくり腰を据えてお付き合いできるカタチにさせていただきました。そうすることで、最初の3ヶ月、次の3ヶ月(6ヶ月目)、その次の6ヶ月(1年目)でどのような成果や育成効果が出るかが明確にわかるようになり、好評をいただきましたので、サービス化することになりました。

   なぜシェアエックス社が手掛けるのか?

長澤:なぜ弊社(シェアエックス)がやるのですか?

中川:2021年3月からリスキリング支援をご提供する中で、なかなか、サービスの「型」をつくることができずにいました。人材育成だけだと、企業としてはすぐに成果を得ることができないため、ご提案しても採用いただけない日々が続きました。私も30歳で起業してから「人材育成」というカテゴリーでビジネス開発やサービス提供をしたことがなかったことも影響したかな、と。それと正直、リスキリングという言葉が独り歩きしていて、まだまだ市場でも現場にソリューションとしては受け入れられる感じではなかったとも思います。このサービスを通じて、私がこだわったのは、「単純な育成(インプットだけ)」ではなく、「実践(アウトプット)」する機会の提供なんです。

あ、なぜシェアエックスが手掛けるのか? でしたね。それについては「こんなに良いスキームのサービスを他がやってないから」です(笑)。

 

   なぜ「Reskilling “to” DX」なのか

長澤:リスキリングだけでもなく、DXだけでもない、「Reskilling "to" DX」としたのはなぜですか?

RtoDフロー図

中川:一言でいうと、リスキリングとDXの双方を支援するからです。もう少し詳しく言うと、リスキリングした人材で社内のDX推進に伴走する。前段でも話したのですが、だた、リスキリングします、なら会社や事業に直接インパクトは出ない。また、ただ、DXを支援します、なら、支援後に継続して社内でDXしていくのが難しいというデメリットがあります。なので、リスキリング to デジタルトランスフォーションが企業にとってベストではないか?と思いました。もちろん、どんな事でも本サービスでカバーできる訳ではありませんが。

 

 

 

   「Reskilling to DX」サービスの特徴とは

RtoD_service

長澤:「Reskilling to DX」サービスならではの特徴について具体的に教えてください。

中川:前段でもお伝えしたのですが、「インプット(リスキリング)とアウトプット(社内のDX推進)の同時実施」です。これを、クライアントの課題に沿ったリスキリングプランの策定からご支援いたします。また、リスキリング助成金を活用することで(100%の保証はありません)、コスト負担も劇的に削減することができます。

 

   企業・自治体の活用事例

長澤:事例をご紹介ください。

中川:ウェブサイトで掲載している民間の2社様について少し補足させてください。共通して言えることは経営者が人材育成とDX推進に対してとても積極的でいらしたということです。非デジタル企業は、DXに対して、食わず嫌いな感じでなかなか積極的でない場合がほとんどです。その点、シケン社の島社長も、貞光食糧工業の辻社長も非常に関心が高く、導入いただくまでのご決断もとても早かったです。また、行政からご紹介いただいたというだけの接点で、またまだ実績も少ない弊社をリスキリングパートナーに選んでいただいことはとても嬉しく、弊社としてもそのご決断を正解にすべく全力でご支援いたしました。

活用事例01 : 株式会社シケン様   https://www.shiken-jp.com/

case01

 

活用事例02 : 貞光食糧工業株式会社様  https://www.sadamitsu-shokuryo.jp/

case02

 

 

活用事例02 : 貞光食糧工業株式会社様  https://www.sadamitsu-shokuryo.jp/case03

 

   最高リスキリング責任者(CRO)就任によるリスキリング推進支援とは

長澤:民間の2社について、最高リスキリング責任者(CRO)に就任されています。CROに就任することによってどのようなリスキリングが可能になるのでしょうか。

中川:CRO(最高リスキリング責任者)に就任することによって、リスキリングを単なる現場レベルの課題ではなく、組織全体の経営課題として捉え、戦略的に取り組むことが可能になります。経営層が直接リスキリングの取り組みをリードすることで、社員は新しい技術や手法を学ぶことの重要性をより深く理解できるし、積極的に取り組む姿勢が醸成されると思います。
また、CROとしては、リスキリングプログラムの設計と実施だけでなく、その効果を定量的に測定し、組織全体の生産性向上にどのように貢献しているかを明確にすることも責務の一つですね。このデータは、企業様の経営戦略の策定にも価値のあるものになるでしょうし、リスキリングが単なるコストではなく、投資であることを示すことにもなるでしょう。
CROとしての役割は、企業を取り巻く変化の激しい様々な環境の中で、組織が直面する多くの挑戦に対して、効果的な戦略を立案し実行することにあります。その結果として、会社全体の生産性を向上させ、競争力アップにつながっていくように努力したいと思っています。

 

shiken_CRO2023.11月 シケン㈱CRO(最高リスキリング責任者)就任
シケン社従業員のデジタルスキル再習得とリスキリングした社員による社内DXの推進を経営課題として取り組んでいます。
プレスリリースはこちらから

sadamitsu_CRO2024.1月 貞光食糧工業㈱CRO(最高リスキリング責任者)就任 
CROの立場から、従業員のデジタルスキルの再習得と自社のDX推進を本格化し、生産性向上及び社内の人材育成環境の充実を推進しています。
プレスリリースはこちらから

 

   2024年の展開について

長澤:Reskilling to DX、2024年の展開について教えてください。

中川:2月22日に沖縄県のパン屋さんを経営されているおくはま社の最高リスキリング責任者に就任いたしました。沖縄県の雇用や労働の課題は本土より大きく、深いと思っております。今までの知見や実績を活かして、おくはま社のリスキリング支援を通じて沖縄県の労働環境の課題改善にも少しでも貢献できればと思っております。もちろん、沖縄県にかかわらず、生産労働人口の減少は特に地方で課題に緊急性があるので、お役に立てれば嬉しいです。

長澤:ますます楽しみですね。ありがとうございました。

Reskilling to DX」を活用したい」「最高リスキリング責任者(CRO)招聘に興味がある」企業様はこちらから

企業のDX,デジタルの課題、人材のスキル習得、キャリアの課題にお悩みの企業の方、行政の方、一度話を聞いてみたいという方は、コチラよりよりぜひご連絡ください。