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【代表インタビュー】沖縄・創業40年のパン製菓会社 おくはまの最高リスキリング責任者に就任。その背景と想いとは

 2024年2月22日(木)、当社の代表 中川が沖縄県にある、創業40年のパン・洋菓子製造販売メーカー (有)おくはまの最高リスキリング責任者(CRO)に就任しました。民間企業でのCRO就任は3社目となります。

今後はCROとして、従業員のデジタルスキルの再習得とDX推進を担い、同社の生産性向上と従業員のキャリアプランの構築を推進していきます。

本記事では、急速なテクノロジーの進化(DX)と、共に変化する現代のビジネス環境において、リスキリングを経営課題として捉えることの重要性や、今回のCRO就任の背景や今後の展望について、スタッフの長澤が代表の中川に聞きました。

 

   おくはま社 CRO就任の背景

main長澤:徳島県の歯科技工所 シケン社、阿波尾鶏生産販売の貞光食糧工業さんに続き、今回は3社目の沖縄の老舗製菓会社 おくはま社のCRO就任ということですが、その概要と背景を改めて教えてください。

中川:今までの2社と違い、リスキリング&DX支援を全くしていないところから今回はご相談いただいた結果、就任することになりました。実は社長の与那覇さんとは3年以上のお付き合いがあり、過去におくはま社の買収元の会社である478Company(ヨナハカンパニー)社の新規事業立ち上げ支援をさせていただきご一緒したことがあります。また与那覇社長のお父様は沖縄を代表する沖縄特産販売株式会社を創業され、兄弟も会社を経営されている家系です。今回のパン屋さん経営のおくはま社の買収も、地元で人気のパンを今後、より多くの人に届けたい、とという思いから買収されました。その中でDXの推進は必須事項であり、ご相談を受け、私も共感して就任にいたりました。

 

   老舗製菓業におけるリスキリングの意義とは

長澤:創業40年という老舗のおくはま社は、地元でも人気のパン屋さんだそうですね。老舗のパン屋さんにおけるリスキリングとは具体的にどのようなことを計画されているのでしょうか。

中川:おくはまさんは、地元で愛されている老舗のパン屋さんで、毎朝店舗に隣接している工場で丁寧にパンを作られています。店舗販売と併せて移動販売などもされているのですが、従業員の方々をリスキリングし、社内全体のDXを進めることによって、より多くの方においしいパンをお届けすることが可能になり、従業員の方々自信の幸福にもつながっていくと思います。

具体的に考えられるのは、
①デジタル販売チャネルの導入: オンラインでの注文システムやSNSを利用した販売促進を実施することで、新しい顧客層の獲得や売上の向上が期待されます。
②製造プロセスのDX: 最新の機械やAIなどのシステムを導入し、製造工程の自動化が可能になり、生産性の向上やコスト削減が期待されます。
③従業員のスキルアップ: デジタルツールの使用方法やオンラインマーケティングのスキルを学ぶ研修を実施することで、従業員の能力向上を図ります。これにより、従業員のモチベーションの向上や顧客サービスの質の向上にもつながっていくと期待されます。
これらの取り組みを1年をかけて推進していく予定です。また、3ヶ月に一度は現地に行き、リスキリングの実施状況やその効果の確認とともに、社長や経営陣の方々ともにさらなるDX推進について議論していきます。

 

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  CRO就任の目的と実施すること

sub6長澤:今後は、CROとしておくはま社のリスキリングに関わるわけですが、CROとしての今後の展望などをお聞かせください。

中川:これから沖縄は、インバウンド市場の飛躍的な成長が見込まれます。そんな中でお声がけいただいたので、CROとして、社員のITスキルの向上、そしてそこから繋がるDXの推進を支援することにより、老舗のおくはま社がここからさらに大きく成長できるように頑張っていきたいと思っています。

CROの役割】
・リスキリング戦略の策定と実行
・従業員のデジタル、DXスキル向上の促進
・学習プログラムの作成・効果測定
・従業員のキャリアアップ、評価制度設計及び組織全体の競争力向上         
   CRO就任の想い

長澤:今回は初めて沖縄県でのCRO就任となります。想いを教えてください。

中川:そうですね、直球で今の想いをお伝えするとすると、本当にワクワクしています。沖縄もパンも大好きな私にとって、この新しいチャレンジは、個人的にもすごく意味があると思っています。また、地元で愛される老舗のパン屋さんのDXという課題にも、大きな可能性を感じているところです。
リスキリングを支援させていただくことで、おくはま社とそこで働く従業員の方々の幸せと成長に
大きく貢献できるように邁進したいと思っています。そして、このCROという役割を通じて沖縄の地域社会全体にも良い影響を与えられたらうれしいですね。

 

   「Reskilling to DX」とシェアエックスの今後の展望

RtoDlogo長澤:今後について教えてください。

中川:リスキリングって、インプットだけでなく、アウトプットがとても大切なんです。我々はそれを、Reskilling to DXというサービスでご提供しておりますアウトプットとして、自社のDXの推進をリスキリングした社員で推進していくというサービスです。より多くの企業様に導入いただけるよう、丁寧に、今のクライアント様に成果を出しながら進めていきます。

長澤:ありがとうございました。

 

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