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【代表ブログ】SDGs宣言をとりまとめた経緯とその理由

SDGs。その取組み領域の幅は広く、様々な企業でも各々に実践している中、まだ従業員数も少ない当社でも、未来を見据えた行動を取っていきたいということで、改めて整理することになりました。主に取り組むべき重点課題はNo.08。働きがい、生きがいにコミットするために事業から見つめ直すという期間を実施しました。今、当社CEOの中川が何を考えているのか…?聞いてみました。 


    会社の存在意義と、何を今後の目的とするのか?

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今回改めてSDGs宣言を掲げられた、その経緯をまずは教えて下さい。

前回のブログでも少し触れましたが、シェアエックス社が登るべき山は、一体どこなのか。
その中で我々が出した答えはRe-skilling (リスキリング = DX人材育成) を通じて、人々の働きがいと企業の成長を実現すること」です。

働きがいとはなにか?それは人によって違います。しかし私は、少なからず人間らしい生活を維持できること」「充実感があること」「未来に希望が持てることこの3つは働きがいで必要となる最低限の構成要素であると考えています。

上記を踏まえながら、実際に事業を進めていく中で、特にSDGs18項目のうちのNo.8「働きがいも経済成長も」には、弊社で掲げている内容にぴったり合致していることを後で知りました(笑)。それならば、このNo.8 を軸にしたSDGs宣言を整理し、会社のWEBサイトでもきちんと公開・公言しよう!ということになったんです。


No.08 以外でも他にも該当する目標項目などはありますか?

そうですね、SDGsはあくまでも一部の目標達成だけを目指すものではないので、事業を通じて実現できる目標項目は、以下も同じように該当するものではないかと考えています。

No.01:貧困をなくそう
リスキリングを通じて、今後の報酬UPが見込める需要の高いスキルを提供する

No.04:質の高い教育をみんなに
学歴がない、実績がない、人脈がない。そんな方でも質の高いリスキリングを提供することで、次なるチャレンジができる

No.05:ジェンダー平等を実現しよう
老若男女、誰でもOK。やる気とポテンシャルさえあれば誰でも再チャレンジができる

No.17:パートナーシップで目標を達成しよう
自社だけでなく、他のサービスやプラットフォーム等とも連携し合いながらサービスを提供する




    リスキリングを通じて、国・企業の成長、さらには人々を幸福へと導けるのか?

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2030年を軸に目標設定をするのがこのSDGsではありますが、シェアエックス社が想像する2030年の未来像は一体どんなものでしょうか?

日本に関わらず世界中で、パンデミックをきっかけとして変革期にあるというのが昨今の状況です。情報格差や学歴、実績、人脈などによる貧富の格差は、国内でもますます拡大していくと予測してます。この格差を本当に放置しておいてもよいのでしょうか?

我々は、リスキリングを通じて「働きがいの実現」と「企業成長」の両立を実現することで、この社会課題となる貧困差拡大の抑制の一部を担えないか?という仮説があります。

そのためにも、2030年の目標として、弊社では50,000人のリスキリングに貢献し、その人材が地方を中心に、中小企業のDX (デジタルトランスフォーメーション) を推進している未来を描いております。

これは、実はすでに1月13日に開催した「リスキリングカンファレンス2022」のメインテーマでもあった「国も企業も人も。成長し幸福になるために」とリンクしています。我々はリスキリング事業を推進していく中で、このSDGs目標を達成していきたいと思っております。



なるほど。その2030年の未来のために、まずは今年2022年中の短期目標などはありますか?

2022年は、500人のリスキリングに貢献、新たな職種や仕事への機会に貢献する です。
その成果として、目標とする売上や利益を達成できれば、と思っております。まあ、もちろん、簡単にはいきません、、が笑 
それでも、「リスキリング・ファースト」をなんとか貫きたいな、と。

ー ありがとうございます。では最後にメッセージをお願いします。

我々は2021年の2月に、それまで取り組んでいた事業開発におけるコンサルティング業務や、企業間のアライアンス支援をすべてストップし、このリスキリング事業に取り組み始めました。始めた当初は自分たちがやっていることが、この「リスキリング」という言葉に直結していることすら知りませんでした。その後、欧米では3−4年前からこのリスキリングが一気に加速化していることを知り、自分のやろうとしていることが今求められている世界の潮流であり、人口減少の歯止めがきかない今後の未来において本当に必要なものであることを再認識したところです。一歩ずつ、一人ひとりに対してリスキリング、リスキリングを通じた企業DX推進に貢献できればと思っております。