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【代表インタビュー】2023年のシェアエックス×リスキリングとは

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皆さま、新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

シェアエックス(株)は2023年も、より多くの自治体、企業、働く人達のためにリスキリングを通じて社会、企業、人の機会を変革するご支援していきたいと考えております。

今回の記事では、当社の事業の大きな柱であるリスキリング支援について、当社メンバーのこもりたが、代表の中川にインタビューをしました。

※この写真は中川が住まいの神奈川県茅ヶ崎市から撮影した、初日の出と、2022年最後の月が沈みゆくの2つが映る珍しい写真!

 

   2022年を振り返って。リスキリング事業として大きな一歩を踏み出せた一年だったが、まだまだ種蒔き。

こもりた:2022年は、どのような年だったのでしょうか?

中川:昨年は、我々にとってもリスキリング事業の大きな転機となる1年でした。
まず1月には、日本初(当社調べ)となるリスキリングカンファレンスを東京ミッドタウン日比谷で主催しました。

▼レポートはこちら▼

vol.01 〜 リスキリングが国や企業、個人にもたらす幸福と成長とは?
vol.02 〜 リスキリングが国や企業、個人にもたらす幸福と成長とは?
vol.03 〜 リスキリングが国や企業、個人にもたらす幸福と成長とは?

 

 

 

 

中川:10月には岸田首相が自ら登壇したリスキリングサミットが、日経主催で開催されました。シェアエックスにとっても、社会にとっても、リスキリングが認知されるきっかけとなり、「リスキリング」のワードへの企業への関心も高まりを感じることが年末にかけてできました。
他にも、7月には徳島県小松島市と連携協定を締結、実証検証の位置づけで、年末から4名の小松島市民みなさまにインサイドセールスのリスキリングをスタートさせております。ちなみにこの事業は、市政だよりの折込チラシで告知をしたところ、予想以上の反響をいただき、12月から4名のみなさまに、インサイドセールスのリスキリング支援をPOC(実証実験)として推進しています。

こもりた:昨年は、大きな一歩を踏み出せた年になったということですね。

中川:はい。昨年の実績をベースに、今年はさらに当社らしいリスキリングの支援を考えています。

 

   サービスの提供から3年目となる今年、シェアエックスらしいリスキリング支援とは?

こもりた:昨年までのベースを元に、今年アップデートされる部分はあるのでしょうか?

中川:当社は、2021年2月からリスキリングサービスの提供を開始しました。以降、徳島県小松島市と、住民に対するリスキリング支援の他にも、保険代理店、歯科医師業界など、IT以外の業界に向けて、特にインサイドセールスのリスキリング支援を行ってまいりました。2023年は、インサイドセールスの以外の領域でもリスキリング支援を行っていきたいと考えており、B to BやB to G to Cの二方向に向けて提供していきたいと考えています。その中で、アプレンティスシップ制度(イギリスの徒弟制度※)にフォーカスしたリスキリングサービスに注目しており、多くの皆さまにご提供できるよう、現在開発を進めているところです。

 ▶︎英国発アプレンティスシップ(徒弟)型リスキリング「Multiverse」、アメリカ進出はどうなっているのか?市場や環境の背景にも迫る

※アプレンティスシップ制度とは?
「アプレンティス」とは「徒弟」や「見習い」のことで、職人の世界では古くから存在する徒弟制です。イギリスでは、アプレンティスとして企業に雇用されると、雇用主から賃金をもらいながら、実際の現場でその職業に必要な知識を学び、スキルを習得することのできる制度です。


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こもりた:様々な企業がリスキリングに関するサービスを提供し始めている中で、シェアエックスらしい、強みとなるのはどのような部分でしょうか?

中川:世の中に「リスキリング」という言葉が徐々に浸透してきた中で、言葉の通り「学び直しをすることである」という認知は広がってきていると思いますが、さらに重要なのはインプットしたスキルを定着させて、新しい仕事に就くというところです。「学び直し」の機会は、様々なサービスで行えるようになりつつありますが、当社のプログラムの最大の特徴は「スキルを定着させる」というところにあります。

アプレンティスシップ制度に則った、スキル定着の機会を提供していく中で、当社の理念にもある、CHANCE to CHANGE(機会を変革に)して、スキル定着の機会を提供することで、皆さまに変革をもたらす、新しい仕事へのきっかけにしてもらいたいと考えています。

サービスを開発しながら、多くの企業様とお話をする中で、実践・実務の機会の提供が必要だけども、それが社内で提供できない企業様があります。それを、地方に環境を持っている企業様の実際の仕事を実務体験の機会を提供するというのが当社のサービスのコンセプトです。企業様や自治体・住民の皆さまが、自社ではできないデジタルの仕組みや環境づくりを提供したいと考えています。

 

   アプレンティスシップ制度での実務機会の提供で貢献したい

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こもりた:それでは最後に、2023年の意気込みを、お願いします。

中川:2023年は、世界的にみても経済環境も大きく動くであろうと言われており、日本でも様々な動きがあると予想される中で、主役となる「人」がいかに新しいスキルを身につけて、それを社内外問わずに発揮できるようになるインフラ作りが必要だと考えています。昨年、岸田総理が「5年間で1兆円をリスキリングに投資する」と発言しましたように、国もそのために多くの補助金を用意しています。この補助金などを利用して、CHANCE to CHANGE(機会を変革に)してもらえる機会を創出していきたいと開発を進めています。皆様には、我々が提供しようとしているアプレンティスシップ制度での実務機会の提供を通じて、働き方の幅を広げていただくために、貢献したいと思っています。

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。